国土交通省の告示に基づき、国に登録された事業者団体の会員が「安心の証」として標章を付けられる制度です。“耐震性”があり、“建物状況調査”が行われた住宅で、リフォーム等についても情報提供がある既存住宅のことを指します。

住宅に精通したホームインスペクター（住宅診断士）が、第三者の立場から住宅診断を実施しています。適切な修繕・リノベーション施工を導きだすことができ、「既存住宅瑕疵保険」加入の可否の判断材料となる必要な調査です。

中古住宅は、見た目の古さだけでは建物が劣化しているとはいえませんし、逆に見た目が良さそうでも建物の状態が良いとは言い切れません。ホームインスペクションの結果に基づき、既存で活かせるものは大切にしながら、適切な補修工事・リノベーション工事を行います。

中古住宅の検査と保証がセットになった保険制度で、2つの特徴があります。まず、保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について専門の建築士による検査に合格することが不可欠です。
すなわち、「既存住宅瑕疵保険に加入できる」ということは、“安心が確認された住宅”ということになります。
2つ目は、売主が買主様に対して保証会社所定の標準保証書に基づいた“補償制度である”ということです。万が一、購入後に欠陥が見つかった場合や、売主会社が倒産や廃業となった場合でも買主様が補償されます。