こちらのお部屋は内装をカスタマイズしています

家探しのきっかけ
奥さま
以前の住まいが2人で暮らすには狭いと感じていたんです。「いつ引越す?」なんて言いながら過ごしていました。でも、まさか買うなんて考えていなかったんですよ。
ご主人
住み替えるとしても「賃貸でいこうかなー」と漠然と思っていたんです。ところが、いざ調べてみると「いいな」と思う物件は賃料が相当上がることがわかって。条件を変えて「都心からちょっと離れたところにするか」というのも、今はあまりしたくなかったのと、部屋の雰囲気や建物のグレードを考えると「賃貸だと家賃がもったいない」と思うようになったんです。

条件について
ご主人
基本、新築ではなくて中古で考えていました。かつ、リノベーションしている物件がいいかなと。
奥さま
私の兄が、中古物件を買ってフルリノベして住んでいて、その影響もあって中古に対しての抵抗感は全然なかったです。むしろ、築年が長いマンションの方が、管理している状況や、住んでいる人たちのモラル感がわかるので、その点を重視していました。

奥さま
条件のひとつは「とにかく駅から近い」です。仕事が基本出社なので、できるだけ通勤がラクなのが良いなと(笑)それと、もしリセールをするとなった時に、駅近のほうが価値を維持できると思ったんです。買う側の立場で考えると、私だったら利便性を重視するので。
ご主人
間取りは2LDK以上で、リビングと寝室が広い所が希望でした。特に寝室については、移り住む要因のひとつだったので。シングルベッドが2つしっかりと置けるくらいのスペースが欲しかったです。
物件探し
奥さま
リサーチを含めて探した期間は3ヶ月くらい。実際に内見したのは、ここが3件目だったと思います。先に見に行ったところは条件的にはベストでしたが、中に入ったときの雰囲気が気に入らなくて「嫌だ」って(笑)
ご主人
ここの前に見た2件は、あまりよろしくない印象だったんですよね。日当たりが良くないし、電柱や電線が近くにあって、カラスが止まっていたりして。
奥さま
他には、図面や資料を眺めていただけの物件がいくつかありました。気になっていた割に「床の色が気に入らない」とか「扉の色が気に入らない」とか言って。その時から内装にうるさかったね、私(笑)
ご主人
そうだね(笑)
私は、リノベーションされていて、ある程度綺麗な状態であればいいかな、くらいに思っていたのですが、彼女はけっこうこだわりがあって。探している途中から「なにもされていない中古物件を買って、好きにリノベーションするのとどっちがいいかねー」なんて話もしていました。

内見して決定へ
奥さま
ここに来た時は、まだ工事を着工したばかりの状態でした。でも、雰囲気が気に入って。お部屋に入ってくる日の光の感じだったり、目の前が建物じゃないとか、駅近なのに落ち着いていて静かなのも「絶対いいと思う」って。「ちなみに、内装は部分的に変えられたりするんですか?」と、すぐに質問していました。
ご主人
その日のうちに、近くにあった完成物件を見せてもらったのは良かったよね。
奥さま
そう!実際にこうなるんだ、というのを見たら「こうだったらいいな」「こうなったらいいな」みたいなイメージがポンッと出てきました。思いついた内容を、カスタマイズ担当の大村さんにすぐに伝えられたのも良かったです。
ご主人
その日のうちに見積もりまで出していただいて、話がトントン進みました。
奥さま
そんなスピード感だったので、もう「ご縁」って感じでしたね(笑)

カスタマイズの詳細
奥さま
白を基調としたナチュラルな内装で仕上がる予定だったお部屋を、ちょっとダークカラーのシックな雰囲気にしたいなと思ったんです。でもまさか、こんなに変えてもらえるとは思わなかった(笑)

【カスタマイズの内容】 1.ハンドルデザインを変更 2.洋室引き戸変更 3.リビングドア変更 4.天井に木目クロス張り 5.カップボードを追加 6.キッチン奥クロス張り替え 7.キッチン扉柄変更と腰壁クロス張り替え 8.リビングアクセントクロス張り替え
奥さま
「ここを変更したい」と思いついた要望を、その都度大村さんに伝えて確認をとる、というやりとりを何度か繰り返しました。
ご主人
壁紙の色も相当悩んだよね、梁の木の色だったり。
奥さま
メーカーさんからサンプルをたくさん取り寄せてもらって、この色にしたいという候補の部分にワーっと貼って眺めながら吟味しました。何度もシミュレーションを重ねたので、全部完成したときは嬉しくなって「やっぱりこれにしてよかったね!」って(笑)元々の内装がカスタムしやすいベースだったように感じます。極端な配色だと、合わせるのがすごく難しかったと思うので。

すべてはこの扉の変更から始まったとカスタマイズを振り返る奥さま。透け感がある黒の扉をチョイスしたのはご主人とのこと。存在感があって、お部屋のアクセントになっています。
建具はそのままでハンドルだけを黒の取っ手に変更し、統一感を演出。「これは兄から教えてもらったアイディアなんです」と、奥さま。
キッチン換気部分はそっくりのシートを後で奥さまが貼られたとか。「ここをお願いするのを忘れてたって住んでから気がついたんです。これからカスタマイズされる方はお気をつけて!」とアドバイスをいただきました。
住み心地
奥さま
とても良いです。居心地が良すぎて出社したくないなーって(笑)お家全体が自分のお気に入りかそうじゃないかというだけで、住んでいるときの快適さって絶対違うというのを、この家に住み替えてから実感しています。生活がすごく豊かになる、満たされるって言うんでしょうか。お家の購入とカスタマイズ、お薦めです(笑)

お部屋づくりについて
奥さま
このインタビューを受ける日を着地点として、お部屋づくり、すごくがんばりました(笑)
ご主人
元々私はインテリアについて、こだわりとか全然なかったんですけれど(笑)でもやっぱり自分たちが選んだ内装なのでなるべくそれを損なわないようにしたいって気持ちになって。

奥さま
やり始めのときは、「もう任せる」って言われていたのですが、ちょっと形が出来上がってきたらすごい乗ってきてくれて。
ご主人
割と口出しするようになりました(笑)
奥さま
最近は休みの日のほとんどをインテリアショップに行っているんですよ。「今度あれを見に、そこのお店に行こう!」みたいな。
お部屋の雰囲気作りのポイントになっている大型の観葉植物は、ご主人さまがかかえながらバスに乗って持ち帰ったとか。「もう、どうしてもその日に欲しくなったんですよ」と、はにかみながら教えてくださいました。
振り返ってみて
奥さま
リノベ前の物件を購入して、自分たちでフルリノベしようかと考えた時もありましたが、それだと、物件を買って、あらためてリノベーションしてくれる会社を探さなくちゃいけない。出来上がるまで「果てしなさすぎる」って思います。
ご主人
うん。自分たちでフルリノベするとなったら、素人だから大変だったと思いますね。ベースがあって、ちょっと改良する、すぐに相談に乗ってもらえる、というのが良かったと思います。
検討している人へアドバイス!
ご主人
物件選びのアドバイスでしたら「変えられない部分」をしっかりと確認することでしょうか。景観とか日当たりを全然気にしてないタイプだったんですよ、私。でもここに住んでみて、景観が開けていて日もちゃんと入るって確かに気分がいいなって感じています。彼女の言うことを聞いて良かったなって。
奥さま
家は一時的じゃなくてその後の生活をしていく基盤になるものなので。
カスタマイズについては、内装のチェンジは意外とできる(笑)と伝えたいです。譲らなきゃいけないところはあるとは思うんですけれど、限界まで妥協しない方がいいんだろうなって感じます。
ご主人
最初からリノベしているところに、ポイントポイントを変えるっていうのはハードルが低いし、やりやすかったですよ。話をトータルで聞いてもらえるARISEのカスタムオーダーはいいんじゃないでしょうか。

こちらのお部屋は内装をカスタマイズしています
