家探しのきっかけ
広い住まいに住み替えたくなったのがきっかけです。当時は、30㎡くらいの1DK、キッチンと居室がつながっている間取りの部屋に住んでいました。家で仕事をする機会が増えたら、ちょっと手狭に感じるようになって。仕事をしていたキッチン側に陽が入らず暗かったのも嫌でしたね。
最初は、賃貸と購入のどちらでも良いかなって感じでした。でも、周りで買っている人がちらほら出てきて、話を聞いているうちに「買っても良いかな」と思えたんです。「買って終わり」というわけでなく「リセール」もできるしと。それほど重く考えないで買っちゃった所はあります(笑)
条件について
エリアは渋谷区か中野区、できたら駅から5分圏内が良いなと思っていました。
希望の間取りは、キッチンが広くて使い勝手が良いというのが絶対でしたね。それと陽当たりかな。
初めは、中古物件を買って自分でリノベーションすることも考えたんです。でもリノベーションに「適してる」「適していない」の見極めが自分には難しいだろうと断念しました。リノベ済みマンションは、周りで買っている人が何人かいたのでイメージがつきました。そして、リノベ系の買取再販であれば、売主さんから買いたいっていうのがありましたね。仲介手数料とか全く違いますから。そのあたりの話は、不動産売買している友人や、身内にも何人か建築や不動産関係の仕事をしているので、聞いていたんです。
物件探し
情報収集や問い合わせを含めると、期間は4ヶ月くらいでしょうか。物件を見始めてからは2ヶ月くらいで決めたと思います。内見は10件はしたんじゃないかな。
渋谷と中野で探していたのですが、渋谷ではなかなか見つからなかったので中野に絞りました。この辺りは友達が多く住んでいたので、土地勘があったんです。住んだら友達と会いやすくなるし、銭湯が多いので、仕事終わりにふらっと行くのもいいかなって(笑)
内見して決定へ
ここはやっぱり採光の良さと駅近が魅力的でした。あとは内装。リノベーション済み物件を色々と見させてもらった中でも、落ち着いていてお洒落な感じがするこの内装は良かった。それは大きかったですね。そして眺望。実は、他の物件で、もう少し広くて条件が良い部屋があったんです。そちらは希望のカウンターキッチンだったのですが。遠くまで眺められるこの抜けている眺望が決め手となりました。築年については、中野区内にある駅の近くとなると、僕の予算では、古い物件になるだろうと予測はついていました。それは致し方ないって感じでしたね。
住み心地
とても住みやすいです。キッチンは使い勝手が良いですし、作った料理をサッと出せるこの間取りも気に入っています。元々料理をするのが好きで、自炊をしたり、友人が来た時にも作ります。友人は以前の家の時からも遊びに来ていたのですが、リビングが広くなった分、集まる人数が増えましたね。昨日も一昨日も、ここで一緒に飲んでいました(笑)
リビングはだいぶ陽当たりが良くて、夕方くらいまでは殆ど照明をつけなくても明るいんですよ。暗かった前の家に比べると、やはり気持ちが明るくなりますね。ちょっと怖いのは夏。めちゃくちゃ暑くなりそうだなと(笑)
広くなって、アクセスも良くなって、支払いは家賃と1万円くらいしか変わらない。買って全然良かったなって感じです。
振り返ってみて
月々の支払いについては、ちょっと無理する金額にするか、普通に生活できる範囲にするかで悩みました。どこかを節約して良い家に住むという選択もあったわけです。でも、そこは無理をせずに、まずは1度買う経験をしておこうと。
そう言えば、驚いたことがあったんです!同じ時期に家探しをしていた友人がこの家を内見していたんですよ!で、僕が中野新橋の方で内見していた物件をその友人が購入して!そんな事象があってびっくり(笑)お互いに販売価格を知っているので、ちょっと気まずかったりしているのですが(笑)
検討している人へアドバイス!
僕は妥協できるタイプなので、それが良かったのかも(笑)妥協と言っても悪い意味ではなくて。家探しに100%を求めるのは結構難しいなと思うんです。この家も100%理想ではないんですよ。例えばカウンターキッチンじゃないとか。でも、嫌な所がなかった。他の物件は「ここはどうしても譲れない」って所があったんです。ものすごく天井が低いとか、駅からとても遠いとか、近くにスーパーがないとか、そういった「絶対に嫌」という条件が。ここは、今の理想に“近しいもの”でした。