こだわりの空間づくりについて、プランナーにインタビューをしました。
ー築40年以上のマンションですが、はじめて物件を見た時の印象は?
プランナー
築年数は経っていますが、手入れがしっかりされているマンションだなと思いました。
ここ数年の間に大規模修繕工事やエレベーターリニューアル工事の実施履歴もありましたし。
また、日中は近くのグラウンドから子どもたちの声が聞こえたりして、落ち着いた雰囲気ながらも活気もあって良い街だなぁと。
駅徒歩10分圏内、哲学堂公園も近く、ファミリー世帯にぴったりだと思いましたね。
ーでは、ファミリー世帯を想定したプランニングでこだわった点はどこですか?
プランナー
ファミリーを想定した点でいうと、特にこだわった部分は収納ですね。
玄関に設けたシューズインクロークは、たくさんの靴を収納できるだけでなく、ベビーカーの出し入れに最適だと思います。
その他、ゴルフバックなど大きくかさばるものもそのまま収納できますし、コートや帽子がかけられるフックも設置しました。
廊下にあるマルチ収納も十分な広さがあるので、掃除用品や調理器具の片付けやパントリーとしてなど、多様な使い方が可能ですね。
ー確かに、お子様が小さいとベビーカーって頻繁に使用するでしょうし、玄関に置いたままにしているご家庭も多いと思うので、そのまま収納できるのは大きなポイントになりますね。その他、間取りの変更はあったのでしょうか?
プランナー
もともとの間取りも3LDKだったので、お部屋の数はそのままに、家族みんなが集まれる明るいLDKになるようセミオープンキッチン+縦長空間に間取り変更しました。
その他、親子でゆったり入浴できるようにユニットバスもワンサイズUPしています。
ーとことんファミリー向けにこだわったお部屋ですね。プランニングの他に、何か苦労した点や裏話などはありますか?
プランナー
過去に一度、他社でリフォームが入っているとのことだったのですが、その時の工事履歴は残っていなかったので、既存で残す部分と新規で交換する部分の判断が難しい箇所がありました。
実際、工事着工後は同じチームの施工担当へバトンタッチし、プランナーが現場へ行くことは少ないのですが、この物件に関しては、解体時も一緒に立会い、施工担当と大工さんと打ち合わせをしながら残す部分と新規で交換する部分とを決めていったことをよく覚えています。
やはり、解体してみないと分からないこともたくさんありますし、だからといって考えもせずに使える部分まですべて交換してしまっては費用が上がる一方です。
それに、何より使えるものを壊してしまうのは単純にもったいないですよね。
私たちはチームとして、新規・既存問わずしっかりと検査&保証を行っているので、これからも「使えるものは大切に使う」リノベーションの良さを守っていきたいと思います。
ーそうですね、「使えるものは使う」ストック型社会はまさにリノベーションで目指す未来でもありますね。私たちも貢献できるよう継続して努力していきましょう!