家探しのきっかけと条件
インタビュアー
ご購入を考えた理由と、探す際の条件を教えてください。
お客様
3月に主人が定年になるため、それまでに社宅を出なくてはいけなかったのが住み替えるきっかけです。探すにあたって重要視したのは生活圏を変えないことでした。東中野に20年以上住んでいて、お買い物や病院、お友達にしても、全てここを中心にしているので。この歳になると環境の変化になかなか対応できないと思って(笑)
インタビュアー
中古マンションでお探しでしたか?
お客様
こだわりはなかったです。新築・中古関係なく、戸建て・マンションともに、いくつか拝見させていただきました。期限がありますし、あっお金も大事。出せるのはこれだけって(笑)その中で候補に残ったのが、このお家と中古の戸建て2つ。実は主人が単身赴任中で、物件は私だけで探したんです。
インタビュアー
奥さまお一人で !?
お客様
全権(笑)決めるまで主人は一切見ていません(笑)最終的には単身赴任先へ行って、候補物件それぞれの良い所、もうちょっとな所を彼に説明しまして「私はどれも良いと思うんだけど、強いて言えばここが」と、このお家をいち押しに(笑)
インタビュアー
するとご主人は?
お客様
一言「あ、良いんじゃない !? 」と。だから私はとても満足しています(笑)
選んだポイント
インタビュアー
ありがとうございます!どんなところが決め手でしたか?
お客様
使い勝手が良さそうな間取りです。水まわりが集中していたり、お部屋がそれぞれ独立していたり。住んでいた社宅よりも狭いのに、その割に広く感じたんです。ここより広い物件もいくつか見たんですが「えっ狭い!? 」という印象で。おそらく、お台所の位置とか、色の使い方やライトなど、トータルとして広く感じるんでしょうね。
あと、30年以上前のバブルの頃に建てられたマンションだと思うのですが、ゴミもなく街路樹も手入れされていて、管理が行き届いている印象が良かったです。
住み心地
インタビュアー
実際に住んでみて、住み心地はいかがですか?
お客様
毎日が感動(笑)
お台所と洗面室の動線が良かったり、そういう一つひとつに感動しています。
インタビュアー
特にどのようなところに感動しましたか?
お客様
何もかもですが、設備には驚きました。
社宅って退居する時に原状回復しなければいけないので、わざわざ古い設備に戻すんだったらと、水まわりなどは昭和40年代の物をそのまま使い続けていたんです。
だからこのお家の最新設備に毎日が感動!
例えば、お洗濯物はお風呂場に干せば浴室乾燥機が乾かしてくれる。もちろんお風呂に入った後も乾燥してくれるので、カビの発生も全然気になりません。世の中やっぱり進化しているんだなぁと思って。
リノベーションの予算ってあったと思うんですが、その予算内で良い設備を選んでくださったと感謝しています。
インタビュアー
ありがとうございます。いろいろ進歩していますよね。
お客様
お台所なんか毎日使うので「今の時代、こういうのをこう使うのね」と感心することばかり(笑)シンクに水切りが2つ付いていますよね。最初は「えーっ」と思ったんですけど、使ってみるとすごい便利で!水切りとしてはもちろんなんですが、お鍋やヤカンに水を入れる時、シンクに置かなくてもこの台に置いて蛇口を回せば入るのでとても重宝しています。
あまりにも便利だったので、脚高タイプを買い足しました。ホームセンターに行ったら茶色しかなかったんですけど、せっかくコレを選んでくださったのだから、やはりシルバーの同じ材質でデザインも合わせなきゃと思って探し回りました(笑)
インタビュアー
その他で気に入っているところはありますか?
お客様
色ですね。白と茶色のとても落ち着た配色が私の好みでした。他のマンションも拝見させてもらったんですけど「ごめんなさい、これはちょっと……」という感じのもあって(笑)やはり印象ってありますでしょ?どなたが来ても、落ち着いて暮らせるように考えてくださっていると感じました。
住み始めてから気付いたんですけど、壁の白とドアの茶色は、昼間見るとコントラストが強く感じるんですが、夜に灯りを消した時、どこが出入口か分かりやすいんですよ。前のお家と間取りが全然違うんですけれど、間違えずにドアを開けられます(笑)
インタビュアー
機能的でもあったんですね(笑)
お客様
インテリアは、この白と茶色を基準にして、できたら藍に近い差し色を入れていけたら理想かなと思っています。夢が持てるっていうか「将来的にこうしたい」っていうワクワクした気持ちにさせてもらっています。
インタビュアー
いろいろと気に入ってくださっているのが伝わってきます。
お客様
「縁」という言葉がありますよね。このお家とはご縁なのかなと。もしここと出会っていなかったら、契約できていなかったら、他も含めて一切買わなかったと思います。何も買わずに田舎の愛知に帰っていた思う。帰るのをとどまらせてくれた物件ですね。
ここを決めた時にお友達に話したら、みんな良かったと言ってくださって。あんまり自慢することばかり言うとヒンシュクを買うので「床暖房が入っていなくて」とか「少し古いから」なんて言っているんですが、心の中では「いいのよ別に」って(笑)
良い物件に出会えて、生活を変えずに落ち着いて暮らしていけるって、本当にありがたいですね。