拠り所だった戸建のお家
奥さま
きっかけは社宅への不満です(笑)主人が転勤族で、日本中のあちこちに住みました。
ご主人
今まで、15~16回は引っ越ししたね。
奥さま
実は私たち、世田谷に一戸建てを持っていたんです。買って20年ほど経つのに、主人が2年おきくらいで転勤するものだから通算半分も住んでいない状況で。地方暮らしをしている時に「私には帰るところがある」と思うと、心の拠り所だったワケなのですが。
ご主人
直近では千葉市に異動になりまして。
奥さま
世田谷の家からは遠くて通えないねと。そこで、私の勤め先がある六本木と主人の勤務地となる千葉との中間くらいで、本八幡にあるマンションを社宅として借りてもらったんです。
募る住まいへの要望
奥さま
本八幡に越してからコロナがきっかけで在宅ワークになり、1日中家にいるようになりました。すると、いろいろと目につくようになったんです。それまでは、社宅ですし静かに眠れたらいいやくらいに思っていたのが、“周りの音”が気になったり、内装がシンプルで物足りないところや、設備もコンロの数が少なかったりと、快適ではないことに。
この時にふっと「ああ、もういいや。世田谷の家を手放して良いところに住もう」と思えたんです。
ご主人
年齢的にも、もうそれほど異動もしないだろうということで。
奥さま
今後や私の職場のことを考えて、その時住んでいたこの本八幡がベストだねってことになり、この辺りで探し始めました。
偶然見かけた「ARISE」のロゴマーク
奥さま
このお部屋との出会いは、ホントひょんなことからでした。ここのマンションの別の物件を紹介してもらった時に、工事中だったこの前を偶然とおりかかったんです。そうしたら主人が「このマーク、なんか知ってる」って。気になって帰宅後に調べたら、リノベーションマンションをたくさん販売している会社ということがわかって。どこで見かけたの?
ご主人
詳しく覚えてはいないんですけれど(笑)
奥さま
それで電話したんですね「本八幡のマンションで御社のロゴマーク見つけたんですけども」って(笑)
決め手はフルリノベーションと担当の大塚
奥さま
いろいろと考えて買ったのは今回が初めてで。戸建の購入時は、若かったこともあって勢いで買っちゃった(笑)
私たちは出身が広島と愛媛のため、永住するつもりはないんですね。いずれ売却することを考えると、部分部分でリノベーションしているお部屋に比べて、プロが考えた間取りで、全ての部屋に統一感があるフルリノベーションのお部屋のほうが誰もが気に入ってくれるかなと。
それと、担当の大塚さんのお人柄が良かったこと。案内中だけでなく、契約が終わってからも、ネット回線についてドコモショップまでついて来て契約まで立ち会ってくださったなんてことも。初めて電話をした時の女性社員の方が、気持ちの良い対応をしてくださったのも会社の安心感につながりましたね。
気なる住み心地
奥さま
とても満足しています!大事なものが全部この中に詰まっている宝箱みたいな感じですかね。設備は新品なので使い勝手がよくて。シンクについている「まな板立て」には、感動して暫く立ち尽くしました(笑)間取りもとても考えられていますね。特に感心したのは、お手洗いのスイッチが廊下になかったことです。玄関に入って目につくところにあったら、トイレってわかるじゃないですか。しかも消し忘れもないですし。細かいところまで、とても考え抜かれていると思って。
正直、今まで新しいマンションはいくらでも住んできたんですよ、社宅で(笑)なのでマンションには目が肥えてる。その中でもここがベストです!
良いきっかけになった買い替え
奥さま
世田谷のお家、すごい好きだったんですよ、拠り所だったので。だから寂しくなるだろうなと思っていたんですけれど……
ご主人
そうでもなかった……(笑)
奥さま
今が快適なので(笑)
ご主人
戸建の時は庭の手入れが大変でですね。昔は喜んでやっていたのですが、最近は疲れちゃって(笑)
奥さま
そんなに広い庭じゃないんですよ。でも人手にお任せするとなると、それなりの金額が定期的に出ていったり。あとお家だから壁を塗り替えたり、屋根を変えたり、シロアリだなんだとメンテナンスしなければいけなかったんですよね。
ご主人
荷物は相当ダウンサイジングしました。というか、相当捨てましたね。
奥さま
それも、ちょうどいい機会でした。今まで持ちすぎていましたから。屋根裏から床下から、ありったけのスペースにモノがある感じで。
婚礼家具はどれも大きくて入りきらなかったのでリサイズしたり、食器棚は処分することに。「寂しいな」と思ったのですが、区の収集車が持っていってくれたら、なんか清々しちゃった(笑)
断捨離って言うとありふれていますけれど、リセットするいい機会だったんだろうなって。リセットしてしょぼい家だったら惨めですが、リセットしてここなので、なんかもうウハウハです(笑)
奥さま
こっちに引っ越してきてから、都心に居た時よりも、遊ぶことへのハードルはすごく低くなったと思います。
ご主人
釣りをしたり、ゴルフ場にも近くなったので気軽に行けるようになりました。
奥さま
今まで都心に住んでいても、通勤にはそれなりに時間をかけていましたので、それがなくなって、さらに自分の気に入った空間ができたのは変えがたいですね。
窓が広くパッと開けていて、目の前の公園の景色を楽しめるのもとても気に入っています。ここは2階なので、上層階の方が良かったかなと思った時もあったのですが、公園の緑や桜が同じ目線で眺められるのは低層階だからこそかなと。
壁もなるべく触りたくないと思うほど気に入っていて、絵も掛けなかったんですけれど、今回のインタビューをお受けするにあたり、取って付けたように2~3ヶ所絵を飾りました(笑)
住み替えについて話す機会がある時は言いふらしているんですよ!「1部屋1部屋統一感がある内装で設備は新品、配管まで綺麗にしてくれるなんて絶対ありえない!ここにしてすごく良かった」って(笑)
ーインタビューを終えてー
「なるべくそのままにしたい」ほど気に入っている壁に、絵を飾って出迎えていただいた今回のインタビュー。多くのお言葉から、お部屋に対しての愛おしさが伝わり、こちらも嬉しくなるエピソードばかりでした。今までは数年おきに引っ越しされていらっしゃったとのこと。これからは、大事なものが詰まったこのお家で、時を重ねていただきたいと想うばかりです。