独身貴族を唸らせろ
- 所在地
- 東京都港区
- 間取り
- 1LDK+M
- 築年
- 1998年(平成10年)
- 専有面積
- 34.01㎡
- スタイル
- Calm Natural




マンションリフォームマネジャー
リノベーションコーディネーター
大学時代から建築学科に進学し、建設業界を目指し今に至ります。
仕事では日々成長を心掛け、一つひとつの業務を丁寧に行うことをモットーにしています。
リノベーションでは同じ物は一つもなく、物件ごとにさまざまなことが起こります。
同じ物がないからこそ、常に学習し、勇往邁進で業務をこなしていきます。

一般建築物石綿含有建材調査者
有機溶剤作業主任者
東京都品川区出身の埼玉県川口市在中で、前職から建築業界に携わっております。
基本的にマイペースな人間で、公私のオンオフが激しいらしく休みの日はボォ~ッとしてます。
施工管理業務を行っておりますが、お引き渡し時の仕上げ状態に気を付けて日々取り組んでおります。

宅地建物取引士
リノベーションコーディネーター
東京都は板橋区出身、3児の父親です。板橋居住歴が38年になりました。年齢そのままです(笑)
エフステージへ入社して13年が経ち、多くの仲介様とお取り引きさせていただきました。
また、日頃より情報をいただいている担当者様、本当にありがとうございます!
今後もより多のくお取り引きと優良物件のご提供ができるよう経験を活かし頑張ります!
こだわりの空間づくりについて、プランナーにインタビューをしました。
ーどのような物件ですか?
プランナー
立地がとても良いんです!赤坂、溜池山王、六本木一丁目の3駅から徒歩5~6分の場所なんですよ。現地へ行く際は、ちょっとゴチャゴチャしてうるさいのかなと思ったんですが、予想に反してとても静かで。築20年以上なんですけど、手入れが行き届いた綺麗なエントランスから管理体制が良いことも伺えました。
ー初めて間取りを見た時の感想は?
プランナー
まず感じたのが「これは賃貸だな」です(笑)
玄関を開けるとすぐにキッチンで、その奥にリビングといった賃貸のワンルームマンションによくある、縦に長い間取りだったんです。「よし!この賃貸部屋を、高級エリアに相応しい大人が楽しめる空間に変えてやろう!」と思いました。
最初に考えたのは、玄関とキッチンを別空間にすること。リビングドアを設置することで、玄関を開けるとまずは廊下になるので、訪問者からプライバシーを守ることができます。
次に、広めのリビングを仕切って新たに洋室を設けること。もう一つ部屋をつくることにより、仕事部屋だったり、寝室だったりと、住まわれる人が自分の目的に合わせて部屋づくりができるようにしました。
この2点で、賃貸っぽさはかなり解消できたと思います。
最後は、縦に長い間取りにありがちな「光」の問題。つまり、バルコニーからの光をどうやって部屋の奥まで届かせるかです。この問題解消のため、洋室とリビングの間に設置した引き戸には窓付を採用しました。それにより、閉めている時もリビングまで光が入るようにしました。さらに、リビングとキッチンの間にはあえて扉は設けず、キッチンにも光が届くようにしました。また、リビングにはダウンライトを多めに設計し、明かりの確保を強化しています。
バルコニーからの光をできるだけ奥まで届くよう考え抜かれたプラン。
ープランニングを振り返ってみていかがですか?
プランナー
コンパクトな空間に、無駄なく上手く収まったなと思います(笑)
立地や34㎡の広さから、ライフスタイルにこだわりを持った単身男性を想定してプランニングしました。
玄関については、下足入れを大きくして、その向かい側にはペグボードを配置。ペグボードはフックを使って自分でカスタマイズできる収納なので、鍵や傘、帽子など出掛ける直前の小物をスマートに収納でき、棚を付けてインテリアを楽しむこともできます。飾りたくなるようなスペースがあると、遊び心が刺激されてワクワクしますよね。
キッチンは、限られたスペースを有効に使うために、あえて食洗機のないミニマムなタイプに。
キッチン周りに物が溢れるのを防ぐため、事前にカップボードなど収納家具の置き場も用意しました。
さらに、クローゼットとマルチ収納を設けて、単身には充分な収納を確保。マルチ収納には掃除機や旅行用のキャリーバックなど大型の荷物を収納できるので、生活感を隠しておしゃれな部屋を演出することができます。自分スタイルの部屋を楽しんで欲しいですね。
見せる収納と隠す収納で、自分スタイルのお部屋づくりを。
ーコンパクトなお部屋を担当する際に気にしていることは?
プランナー
プランニングとは別の話になるのですが、今回のような物件では、資材を納入するタイミングが難しいんです。3LDKのように広ければ、まとめて納品しても他の部屋に置いて作業を進めることができるのですが、コンパクトな物件では、資材が邪魔して作業ができなくなるんです。だから工事前に設定するスケジュールはかなり気を使います。何か一つアクシデントが起こると、全てのスケジュールを見直さなくてはならないので、いつも以上に細かい気配りが必要なんです。資材を発注する積算部、現場監督をする施工部、そして職人さんと、全員が連絡を密に取りながら進めています。
たまに「え?もう入ってきたの?置く場所ないよ!」みたいなやりとりを聞くと、ドキっとしますね(笑)今回は全て予定通りに進んだのでホッとしています。
ーどんな場面でも連携が大切ですね。
プランナー
そうですね。今後も現場との連携を密にとり、快適な住まいをつくり続けます。

