こだわりの空間づくりについて、プランナーにインタビューをしました。
ー立地について教えてください。
プランナー
上尾の物件は初めてでした。今まで行ったことがなかったので、現地調査で訪問するのをとても楽しみにしていたんです。
ー上尾にはどんな印象を持っていましたか?
プランナー
都心へ通勤する人が住んでいるベッドタウンという感じ。あまり詳しくなかったので、現地へ行く前に調べたのですが、上尾は地域全体で学業に力を入れているそうです。
快適に子育てしたい、広いお部屋でお子様を伸び伸びと育てたい、そんなご家族が住むことを想像しながら現地へ向かいました。
ー実際に行ってみていかがでしたか?
プランナー
上尾駅前はほどよく開発されていて、駅から延びるデッキは大きな商業施設につながっているので買い物が便利で生活しやすそうな印象でした。
物件はそんな駅前から線路沿いに進んで3分のところなんですよ。
ー駅近で便利そうですね!
プランナー
上尾は新宿までも乗り換えなしで40分ほどで通えるので住み替えるには良い条件が揃っていますよね。
さらに便利になる予定の上尾駅前。「借りて住みたい街ランキング」2位の大宮まで快速で1駅。今後上尾も注目されそうです。
ー初めてお部屋を見ていかがでしたか?
プランナー
築20年ほどでしたし、前に住んでいた方も丁寧に住まわれていたようでとてもキレイでした。
それに、LDKから洋室にかけて繋がっている広いバルコニーがとても魅力的で。お部屋の間取りと違ってバルコニーは変えられない要素のひとつですしポイント高いですよね。
お客様がどんな生活を送るかを想像しながら隅々をしっかりと確認していきました。
ーでは今回のプランニングを教えてください
プランナー
ポイントは「変えたいところ」「変えないところ」でした。大きく変えたのはキッチンです。それまでは独立していたのですが、リビングが見渡せるように位置を変更して対面式キッチンにしたんです。小さなお子さんがいるご家庭では、炊事中も目が行き届く環境を希望される方が多いので。その他は、今までの間取りを活かしました。
対面式キッチンからの眺め。炊事中もお子さんの様子を見守れます。
ー和室だったお部屋も洋室にせずに残したんですね
プランナー
今回は和室だったお部屋もそのまま活かすことにしたんです。実は今、リノベーションだけでなく新築でも、リビングの隣のお部屋を和室にしたり、リビングの一部に畳のスペースを設けたいという要望が多いんですよ。和室のメリットはたくさんあって、フローリングに比べて畳はクッション性があるので、赤ちゃんを寝転がせたりハイハイさせたりと子育てしやすいといった声もあって。それに、洗濯物をたたんだり、アイロンをかけるなど家事スペースとして活用できるのも人気のひとつですね。畳だとお布団を敷くこともできるので、ゲストルームへ早変わりさせたりと活用範囲も広いと思います。和室のプランニングは初めてでしたが、お住まいいただく方のことを考えて、あえて変えない判断をしました。
ー和室をプランしてみていかがでしか?
プランナー
気をつけたことと言えば色合いでしょうか。アクセントクロスの選択肢がたくさんあってとても悩みましたが、リビングを薄いグレーのクロスにしていたので、それに合わせて同じ系統の配色で揃えました。畳も新しく入れ替えたので、い草の良い香りでリラックスしていただけるのではないでしょうか。
リビングから見た和室。和・洋2種類のインテリアコーディネートも楽しめて生活に彩りを与えてくれそうです。
ー最後にプランニングを振り返ってみていかがでしたか?
プランナー
今回のお部屋のような、元々の間取りを活かしたプランであっても収納のサイズだったり、クローゼットの数だったり、動線を考えると細かく見直したところがありました。全ては、住む方がどんな生活を送るかを想像して、さらに住みやすくするにはどうしたら良いかを追求した結果です。
和室をうまく活用して、長く快適に暮らしていただきたいですね。