こだわりの空間づくりについて、プランナーにインタビューをしました。
ー今回は、5つあるARISEスタイルの中で、最上級の格式あるグレイスモダン物件ですね。
プランナー
はい。赤坂駅と乃木坂駅に徒歩10分ほどで行ける閑静な住宅街に佇むマンションです。
この立地で86㎡もの広さがあるのは、稀少価値がかなり高いと感じました。
ーどういった点を改善したんですか?
プランナー
大きくは3つあります。1番のポイントは2LDKを3LDKにした点。
まず、86㎡の広さから3~4人ファミリーが住むことを想定しました。そう考えると2LDKでは部屋数が少ないのでは?と思い、約22帖あるリビングを、17帖のリビングと5帖の洋室に分けることにしたんです。これで、お子さんが1人の場合はご主人の書斎やゲストルームなどに、お子さんが2人に増えた際には子供部屋としてもお使いいただけるようになります。
また、リビングと洋室の仕切りに引き戸を採用したことで、大きなリビングとしても活用できるようにしました。
間仕切りに引き戸を採用し、ライフスタイルにあわせた間取りを実現。
ー住む方に応じて間取りを変えられるのはとても魅力的ですね。
プランナー
次はキッチンです。壁付けだったものを移動して対面に変更。それまでキッチンがあった場所にはカップボードを設置しました。コンパクトながら使い勝手を考えた高い収納力があるカップボードは、キッチンと同じグロッシーチークの深い茶色がモダンな印象を醸し、空間全体を格調高く演出してくれます。
シンプルなデザインのカップボードが、毎日の家事をサポートしてくれます。
ーでは、最後のポイントは?
プランナー
収納です。この物件は全体的にゆとりがある間取りなのに、収納が少ないんです。2つある洋室の片方には収納が全くありませんでした。そこで、それぞれに大型のウォークインクローゼットを設置することに。収納家具にスペースをとられることがないので、空間を有効活用できます。
収納を分けて両方の洋室にクローゼットを。お部屋の使い勝手が向上。
また、リビングにも収納がなかったため、隣接している洋室に備え付けたクローゼットに工夫を施しました。通常クローゼットには枕棚をつけるのですが、今回はさらに棚も付けて収納力を強化。カップボードの横にはパントリーを設置し、保存食などの細々としたものを入れられるようにしました。
ー他に何かありますか?
プランナー
グレイスモダンの特徴の1つに、エコカラットがあります。エコカラットはインテリアとしてだけでなく、調湿機能や空気の清浄機能を持っている優れた壁材です。
今回は、赤坂のイメージに合う、高級感のある贅沢な雰囲気を演出したくて、深みのあるシックな赤を選択。この配色はお部屋全体のイメージを決定するくらい影響がありましたので、とても悩みました。
ー品の良い赤ですね。主張しすぎず、程よいアクセントだと。
プランナー
カップボードやエコカラットは、共に実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。住まう方が上質な時間を過ごしていただけるよう、これからも適材適所を心掛けていきたいと考えています。