成長に合わせて考える 子ども部屋の考え方
もうすぐ4月になり、お子様が進学するご家庭も多いのではないかと思います。
また進学ではなくても、進級を機に受験を意識するご家庭もあるかもしれません。
子ども部屋は必要なのか、どんな部屋がよいのかと悩まれる方は多くいらっしゃいます。
年齢や置かれている状況によってライフスタイルが目まぐるしく変わる子ども時代だからこそ、選択肢や可能性がたくさんありますよね。
そこで今回は、子ども部屋を作る時に知っておく方がいい考え方についてご紹介します
一概に子ども部屋と言っても、年齢によって必要性や用途が異なってきます。
ここでは、お子様の年代に対して一般的な考え方をお伝えします。
未就学児:フリースペースとして扱う

一般的に6歳くらいまでは、「親にそばにいてほしい」と思っている時期であり、家族と一緒に過ごす中で基本的な生活習慣を身に付ける時期です。
そのため、子ども部屋の必要性は低く、親の目が届くリビングやリビング横の個室に自由に遊べるスペースがあるとよいでしょう。
一方で、専用の部屋は必要なくとも、棚の一角やリビングの隅などにお子様専用のスペースを用意してもいいかもしれません。
専用スペースの管理を任せることで、お子様の「自分でやりたい」という気持ちに応え、早い段階から自立心を育てることができます。
小学生:ベッドを置くスペースから集中して勉強する空間へ

小学生になると徐々に子ども部屋が必要になってきます。
自立心が高まるこの時期は、自分自身で出来ることが増えてくるため、小学校入学を機に自室を与える家庭が多いようです。
ただ実際のところ、入学と同時に子ども部屋を本格的に使い始めるかというと、それほど多くありません。
低学年のうちは、宿題や連絡帳の確認など、保護者である親のサポートが必要な場面が多く、リビング学習を中心にしているご家庭が多数派です。
また、小学4年生ごろになると中学受験を意識されるご家庭も出てくるかと思います。
しかしながら、学習習慣を身に付けさせたい、集中力がまだ安定していないという理由から、この時期でも変わらずリビング学習が多いようです。
このような時は、子ども部屋に学習机を置く必要がなく、ベッドを置くスペースがあれば良いというケースが多いです。
一方で、小学5年生の中頃からは、中学受験を目指す場合、演習量が増え勉強時間が長くなるため、集中して勉強できる空間が必要になります。
ベッドを置くほか、学習デスクを設けましょう。
中高生以上:気持ちをリセットする場所・自己表現の空間という意味でも重要な場所に
中高生以上になると、子ども部屋が持つ役割は増えます。
勉強科目が増えて難易度が高まり、一層勉強時間が必要となります。勉強に集中しやすい環境を整えるためにも子ども部屋は重要です。
また思春期を迎える時期と重なるため、家族・学校・友人関係など色々なことに悩みを感じやすい時でもあります。
家族や友人と喧嘩をした時には一人になって考えたり、気持ちを整理したりする場所としても子ども部屋は必要となってきます。
そして、趣味に没頭したり、好きなものを飾ったりする自己表現の場所としての役割も持つでしょう。
この時期は親が子ども部屋についてどのようにするか考えるというよりは、お子様自身が部屋の使い方を考えながら過ごせるように見守る姿勢の方が大切になってくるでしょう。
シンプルな部屋が最適

お部屋の形状によっても異なりますが、子ども部屋に適した最小サイズは4~4.5帖程度と言われており、シングルベッド、学習デスクがぴったり納まる広さとなります。
学習に重きを置くのであれば、子ども部屋は使い勝手の良い学習デスクとベッドのみのシンプルな空間を目指すのがよいです。
また、中学生以上になると、お子様自身が好みに合わせて部屋を変えていくことも多くなります。
最初から作り込みすぎず、シンプルな空間にしておく方が長く使いやすいでしょう。
子ども部屋を検討する際の参考になればと思います。