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2026.06.20

梅雨時のカビに悩まない 場所別のカビ取り方法

梅雨時のカビに悩まない 場所別のカビ取り方法
目次

雨の多い日が続き、室内のジメジメが気になる梅雨時。

 

「こんなところにカビが!」と驚く方も多いのではないでしょうか。

 

カビというと浴室を思い浮かべがちですが、浴室以外にも注意したい場所があります。

 

また実際に発生してしまった場合、場所や素材によって使う洗剤が異なるため、適切な対処法が意外と分かりにくいものです。

 

そこで今回は、カビの取り除き方を発生しやすい場所別にご紹介します。

 

 

なぜ梅雨時にカビは発生しやすいの?

カビが発生しやすい環境には、主に「温度」「湿度」「栄養源」の3つがあります。

 

東京都の資料では、カビが好む環境として、温度2035℃前後、湿度70%以上、手垢による汚れや石けんカス、壁紙や壁紙のノリ、結露した水などが挙げられています。

 

梅雨時は、気温・湿度ともにカビが好む条件に近づきやすい季節です。そこに汚れや水分が残っていると、カビができやすくなってしまいます。

 

カビを発生しにくくするには「湿気をためない」「汚れを残さない」「水分を放置しない」ことが大切です。

 

例えば、浴室やトイレの換気扇をできるだけ止めずに作動させる室内の湿度が高いときは除湿器やエアコンの除湿機能を活用する窓の結露や浴室・洗面所の水滴を拭き取る、といった対策が有効です。

 

ただし、梅雨時は気を付けていても、カビが発生してしまうことがあります。カビを見つけたときは放置せず、発生場所に合った方法で早めに取り除きましょう。

 

参考

東京都保健医療局「健康・快適居住環境の指針 3 室内のカビ対策

 

 

カビが発生しやすい場所と対処方法

では、実際にカビを見つけてしまった場合には、どのように対処すればよいのでしょうか?

 

先ほどの東京都の資料では、カビが発生した場所として頻度が高い順に、浴室、押入れ、洗面所、寝室となっています。

 

これらの場所での対処方法をご紹介します。

 

<事前準備>

カビの発生場所に関係なく、カビ取りを行う前には次の準備をしておきましょう。

・窓や扉を開け、換気をしながら行う。

・薬剤に触れないよう、ゴム手袋やマスクを着用する。

 

 

浴室

カビ取り剤の効き目を上げるには、あらかじめ浴室を乾かしておくのがポイントです。

 

<カビ取りの手順>

1.       浴室内を十分乾かす。

2.       カビが発生している部分にカビ取り剤を直接吹き付ける。

3.       天井や換気口など、目より高い場所のカビには、雑巾などにカビ取り剤をつけて塗布する。

4.       カビ取り剤の指定時間を置き、カビの色が薄くなったことを確認したら、薬剤をしっかり洗い流す。

 

参考

花王「住まいのカビ対策

 

 

押入れ(クローゼット)

押入れやクローゼット、シューズボックスなど、水で洗い流せない場所では、素材を傷めないよう注意してカビを取りましょう。

 

<カビ取りの手順>

1.       中にある荷物をすべて外に出す。

2.       カビが生えていない部分のホコリやゴミを取り除く。

   ※カビの生えている部分は掃除機で吸ったり、乾いた布でこすったりしないよう注意する

3.       不要な布に、除菌用アルコールを染み込ませ、カビの部分だけを最初にしっかり拭く。

4.       全体を拭いて、カビが生えている場所に除菌用アルコールを吹きかけて30分程度放置する。

   素材によっては変色や傷みが生じる場合があるため、目立たない場所で確認してから行う。

5.       吹きかけたところをタオルで拭き取り、中を乾かす。乾かしてから外に出した荷物を元に戻す。

 

参考

花王「住まいのカビ対策

ダスキン「カビ対策して気持ちのよい部屋にしよう!予防から除去まで効果的なお掃除方法を紹介

 

 

洗面所

洗面所は、洗面ボウルや排水口まわり、カウンターとの継ぎ目など、部位によって適した掃除方法が異なります

 

【洗面ボウルや排水口まわり】

<カビ取りの手順>

1.カビが気になる部分に中性洗剤を吹き付け、23分ほど置いた後、スポンジなどでこする。

2.洗剤が残らないよう水でしっかり洗い流す。

 

【カウンターと洗面器の継ぎ目のカビ】

<カビ取りの手順>

1.カウンターと洗面ボウルの継ぎ目に発生したカビには、塗るタイプのカビ取り剤を使用する。

2.カビ取り剤を継ぎ目に塗り、指定時間置いた後、水で十分に洗い流す。

 

参考

LIXIL洗面化粧室のお手入れ・お掃除のコツ

 

 

寝室

寝室では、結露がたまりやすい窓サッシや窓枠、湿りやすいカーテンまわりは確認しておきたい場所です。

 

【窓サッシや窓枠】

<カビ取りの手順>

1.       台所用中性洗剤を薄めた洗剤液を用意し、不要な布に染み込ませる。

2.       作った洗剤液を染み込ませた布で拭き取る。

3.       レールの部分の掃除では、作った洗剤液を染み込ませた布を割りばしの先に巻き付けて拭く。

4.       洗剤液で掃除した部分を濡れ雑巾で水拭きし、洗剤や汚れを取る。

5.       最後に水分が残らないように乾拭きする。

 

【カーテン】

<カビ取りの手順>

1.       洗濯表示を確認し、水洗いできるか確認する。

2.       浴槽や大きなバケツに3040℃のお湯を張り、酸素系漂白剤を入れる。

3.       カーテンを30分程度つけ置きする。

4.       カーテンを畳み、洗濯ネットに入れ、洗濯洗剤を使って通常通り洗う。

5.       洗濯後はカーテンレールなどに掛け、自然乾燥させる。

 

参考

東京ガス「窓サッシ・窓枠の掃除方法と汚れを防ぐコツとは?

     「カーテンがカビちゃった! 洗濯のコツとは? 予防方法もご紹介♪

 

 

場所に合ったカビ取りで、梅雨時も快適な住まいに

カビ対策では、日頃から「湿気をためないこと」「汚れを残さないこと」「水分を放置しないこと」が大切です。

 

ただ梅雨時は気を付けていても、浴室やクローゼット、洗面所、寝室の窓まわりなどにカビが発生してしまうことがあります。

 

カビを見つけたときは、発生した場所や素材に合った方法を選び、換気や手袋の着用など安全に配慮しながら、カビ取りを行いましょう。

 

日頃の予防と、見つけたときの適切な対処を組み合わせながら、梅雨時も住まいを快適に保っていきたいですね。