「いくら稼ぐか」ではなく「どう使うか」が重要!
お金が貯まる人=収入が高い人とは限りませんよね。お金を増やすには主に3つのポイントがあります。
この中でも比較的簡単に出来ることは、支出を減らすことです。
そこで今回は、支出を減らす・上手なお金の使い方にフォーカスしていきます。
「節約を意識していても、ついつい余計なモノを買ってしまう…気づけば今月も使いすぎている」という方に必見です。
既にふるさと納税や、格安スマホに乗り換えて節約している方も多いと思うので、人間の心理的な意味で私たちはどんな時に物欲が高まり、何に気を付ければいいのかを解説していきます!
セールに手を出さない
セール品はそのモノの価値よりも、割引率にばかり目がいきます。
セール品を見て買いたくなったら“セールじゃなくても買っただろうか?”と自分に問いかけます。その答えが「NO」だったらそこまで欲しくない、もしくは必要のないものです。必要でないのにセールというだけで買うのであれば、そこでは買わずに、自分が本当に欲しいものを買う方が幸福度が上がります。
➡たまたま欲しかったものがセールになっていたらラッキー♪と考えましょう!
感情会計に気を付ける
私たちはたまたま運よく・偶然手に入ったお金(還付金、給付金、宝くじ、ポイント、ボーナスなど)を無駄遣いしやすい傾向があるそうです(感情会計)。
運よく手に入った1万円も、汗水たらして働いて得た1万円も価値は同じですよね。
感情会計に振り回されないようにするには、臨時収入が入ったら使い方を固定しておくと、判断を誤ることがなくなるのでおすすめです!!
(例:ボーナスが入ったら半分は貯蓄して、半分は投資にまわすなど)
自由意志をなくす
人は自由意志があると、その時の感情や環境に流されやすくなるそうです。
一例ですが、10万円を持って買い物に行くと無駄遣いしやすくなるので、現金は必要な分だけ持つか、キャッシュレス決済にするなどして自由に使えるお金を極力なくすと◎
実際に貯蓄や投資をする際に自動積立サービスを利用すると年間貯蓄額が81%も上々することがわかっています。
このように、自由意志をなくし自動化することによって、誘惑に負けることが無くなるのでかなり強力です!
アンカリング効果に騙されない
アンカリング効果とは「先に与えられた数字や情報によって、その後の判断や行動に影響が及ぼされる」という現象を表す心理学用語で、マーケティングで使われます。
なかなか気が付きづらいですが、実はお金の使い方を混乱させる大きな要因となっているのです。
例えば、以下のワインメニューがあるとします。
- 左のメニューのように、最初に小さい金額が来ているメニューを見た場合、私たちは3-4,000円のワインを選ぼうと思うのです。
- ところがこれを逆にして、右のメニューのように最初に高級なものがあり、下にいくにつれて安くなっていくメニューを見ると、不思議と10,000-15,000円台のワインを選んでしまうという心理効果です。
このように全く同じ商品のメニューでも、最初に見た金額が無意識に記憶に残り、それ以降の選択に影響を与えるのです。
こういった手法に引っかからないためにも、あらかじめ商品の価格を下調べしておきましょう。何も情報がない状態でモノを見ると、人間はその時の環境でコントロールされてしまいます。
事前に価格を知っていれば自分で価値を決められるので衝動買いが減ります。
できれば、レビューを見てデメリットも知っておくと良いです。デメリットを知ったうえでも、欲しいと思えばそれは買うべきなのです。
<スタッフ後記 >
私は、それが本当に必要かと聞かれて、そこまで必要でなくても自分の心がハッピーになったりときめく“モノ・経験”に対しては積極的にお金を払うようにしています。
本当にそれが欲しいのか、それともただお金を使いたいだけなのか判断できると無駄遣いや後悔が無くなるので、常に自分の本音を聞くようにしています!
お金は一生付き合っていくものなので、賢い使い方をしたいですね!
*2022年4月17日時点の情報です。