好評につき第二弾!
エフステージのプロカメラマンが教える
スマホで上手に写真を撮るコツ
スマホの普及により、「写真」は私たちの日常に欠かせないものとなりましたよね。
イベントや旅行などの特別な時間だけでなく、日々の記録やSNSでの発信など、目的もさまざまだと思いますが、できるだけ素敵な写真を残したいですよね!
そこで、前回も好評だった「プロカメラマンが教える!スマホで写真を上手に撮るコツ!」の第二弾として、写真撮影と簡単な編集のポイントをご紹介いたします!
前回の記事はこちらから
株式会社エフステージの金坂亮輔と申します。
カメラマン歴5年、ニューヨークで写真を学び、前職は写真館で働いていました!
私の写真の知識が、少しでもお役に立てれば幸いです!
思い出を切り取ろう
スマホの写真を見返していて「なんでこの写真撮ったんだっけな・・・?」と思った経験はありませんか?
残念ながら、写真にはその時の音や匂い、感情を記録する機能はありません。
それでも、ちょっとした工夫をすることで、そのときの感動を蘇らせてくれる装置にもなるんです!
写真の中の情報を整理する
撮影するときは写したいものにばかり集中してしまって、写さなくてもいい余計なものが入り、その写真の主役がわからなくなってしまうということがあります。
余計なものが写ってしまう理由のひとつとして、スマートフォンのカメラは人間の視野角よりも広いために、実際に自分の目で見たときよりも写る範囲が広いということが考えられます。
例えば、インタグラムの四角い写真が上手に見えるのは、左右の余計な部分を切り取っていて主役が目立ちやすいからとも言えるんです。
このように、写真を校正する要素を少し整理するだけで、より思い出深い写真を撮ることができます!
編集をしてみよう
プロのカメラマンは撮影をしたデータをそのまま使うということはありません。
明るさを調整したり、トリミングをしたり、時には白黒にしたり・・・などなど、その商品イメージやターゲットに応じて、写真を編集し、完成させます。
スマホのカメラは自動的に明るさなどを調整して撮影をしてくれますが、編集を加えることで、さらに良い写真に仕上がります!
編集機能はたくさんありますが、今回は3つの調整方法をご紹介いたします!
明るさ
明るい部分も暗い部分も均等に写真全体の明るさを上げてくれる機能です。
コントラスト
コントラストとは明るい部分と暗い部分の差のことを指します。
コントラストが高い
明暗の差が大きく力強い印象になります。クールでかっこいい写真にしたい場合、高くしてみましょう。
コントラストが低い
明暗の差が少なく柔らかい印象に。温かさや朗らかさを出したい写真の場合は低くしてみましょう。
ビネット
ビネットとは写真の4隅を少し暗くすることです。画面の中心に意識がいきやすくなるため、より印象的な写真に仕上げることができます。
今回は簡単なポイントをご紹介させていただきましたが、写真の編集に答えはありません。
自分の好みに合わせて調整の数値をたくさん触ってみると、何気なく撮った写真も劇的に変化します!
ぜひいろいろな編集を試してみてくださいね!
< スタッフ後記 >
スマホのカメラでも、ちょっとの工夫とひと手間を加えるだけで、思い出をより色鮮やかにしてくれるんですね。 いろいろな機能を試してみて、こだわりの一枚を残してみるのも写真を撮る楽しみにつながるかも! 最後までお読みいただきありがとうございました!
*2022年9月20日時点の情報です。