短時間で効果的な運動!HIITメニュー(初級~中級)
現代の忙しいライフスタイルにおいて、効率的に健康的な運動を行うことは重要です。その中でも、HIITトレーニングは、短時間で効果的な運動を行う方法として注目されています。
今回は、HIITで得られる効果と、レベル別のトレーニング方法をまとめました!短時間であらゆる効果が期待できる“最強の運動”を取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
「HIIT」とは?
HIIT(ヒット)とは、「High Intensity Interval Training(高強度インターバルトレーニング)」の略で、短時間で強度の高いトレーニングと休憩を繰り返し行うトレーニング法です。
HIITのメリットと効果
その1:時間対効果が高い(ここが最大のポイント)
生活に運動を取り入れたいけど、「仕事や子育てで忙しくて運動なんてしてられない!」という方って多いですよね。ですが、HIITは最短の運動時間はたった4分、最長でも30分でOKです!
忙しくて時間がない現代人のライフスタイルの中で、健康を維持するためには欠かせないテクニックなのです。
その2:心肺機能のUP
ランニングや他の筋トレよりも、心肺機能を上げる効果が6倍も高いんだとか!心肺機能がUPすると、疲れにくくなります。
さらに心肺持久力を高める運動をすることは、身体活動量の増加につながり、結果として生活習慣病の予防に効果的であると考えられます。
その3:ストレスに強くなる
そもそも運動は身体的なストレスを緩和するのに役立ちます。
HIITのような高強度の運動は、エンドルフィンと呼ばれる幸福ホルモンの放出を促すことが知られています。これは、ストレスを軽減する効果があります。
その4: アンチエイジングや冷え性に効く
HIITには抗炎症効果があり、炎症が下がります。
つまりHIITをすることで肌が若返ったりとアンチエイジング効果もあります。さらには、寿命の延長効果の可能性も報告されているそうです。
冷え症の多くは、血行が悪くなることで血液が毛細血管に流れなくなってしまうことが原因と言われています。
HIITを行うことで毛細血管まで血液が行き渡り、冷え症の改善効果があることもわかっています。
いかがでしょう。もうやってみたくなってきませんか?
【実践】4つのHIITメニュー
注意
※心臓や循環器系、その他健康上の懸念がある場合は、必ず医師に相談してください。
★おすすめの選び方★
実際やると想像よりもきついので、「これくらいだったら頑張れそうだな」と思うものよりも若干簡単なメニューを選ぶと◎
!注意点!
ウォーミングアップは必ず行ってください(いきなり激しい運動を行うと心臓に負担がかかります)。またトレーニング後にはクールダウンを行うようにしましょう。
編集者
HIITは短時間で行えるため、忙しい人にも適していますが、運動強度が高いため、運動経験のない人や体力がない人には負担が大きい場合があります。 体力や健康状態に合わせたトレーニングを行い、無理をせずに行うことが大切です。
1. 100mを猛ダッシュ × 8本 ※初級
「100mを猛ダッシュし、1分間の休憩」これを8回繰り返します。シンプルです。
※始める前は3分程軽くジョギングをするなど、ウォーミングアップを必ず行ってください。
2. その場で猛ダッシュ(もも上げ)※中級
100mのスペースを見つけるのって難しいですし、人に見られたら恥ずかしいと思う方は、「その場でもも上げ」でもOKです。
「その場で太ももを(できるだけ高く)上げるを30秒行い、10秒休憩」×20回行います。正直結構きついですが、今すぐその場でできるので最も気軽なやり方です。
3. 階段を使ったトレーニング ※休憩長め
2分間のウォーミングを行ったあと、「20秒間全力で動き、2分間ゆっくり動く」×3回→3分間のクールダウン
全力で動いているのはわずか1分間だけです。
つまり、階段の上り下りを全力で20秒間行い、2分間ゆっくり歩くor上り下りする。このセットを3回繰り返します。
階段は探せば意外とどこにでもありますよね(マンション、職場、公園など)。
4. サイクリング運動(内臓脂肪に最も効果あり) ※70歳でもできる
サイクリング運動(エアロバイク)の紹介です。「8秒間だけ全力で漕ぎ、その後12秒間休憩」×60回です。
本当に70歳でもできるの?!と思いますよね。ですが全力を出してるのはわずか8秒間だけなので、60回でも案外やってみると楽に出来ます。
>>上記でご紹介したの以外でも、ご自身に合うメニューを是非探してみてください!
▶【マンションOK】飛ばないHIITトレーニング -by Marina Takewaki
▶【マンションOK】ドンドンしないHIIT -by CALISLIFE自重トレ
編集者
ポイントは、「全力でやる」ことです。短時間で終わるので動く時間だけはとにかく全力で動きましょう。
HIITを行う適切な頻度
一般的には週に2~3回程度が推奨されています。
HIITは強度の高いトレーニングであるため、毎日行うことは避けましょう。毎日行うと疲労がたまり体に負担がかかりすぎてしまいます。体が回復するまでしっかり休息を取ることは重要です。また、長期的に続けるためにも、最初から無理してしまうと持続可能ではないのでしっかりケアしましょう!
トレーニングのやりすぎはケガを引き起こす恐れがあります。
< スタッフ後記 >
いかがでしたか?HIITが最強のトレーニングだと言われる理由がわかりますよね。私は「その場太もも上げ」をやっています!ただ、もも上げの場合は部屋でやるとどすどす音がするので、家に入る前の玄関前でやっています(笑)それでもめんどくさい時は、家の中で全力スクワットにしています(なるべく高速に)。継続が命なので続けることを最優先にメニューを変えています。ご自身にあったメニューで継続してみてくださいね! (始める前は必ずウォーミングアップを行い、終わったらしっかりと休息をとってくださいね。)
最後までお読みいただきありがとうございます!
*2023年3月14日時点の情報です。